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長崎歴史文化博物館で「綴プロジェクト」展覧会 23点一堂に

展覧会の様子

展覧会の様子

 文化財未来継承プロジェクト「綴 TSUZURI」展が10月3日、長崎歴史文化博物館(長崎市立山1)で始まった。

2024年度に長崎県に寄贈された「南蛮屏風」

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 キヤノンと京都文化協会が共同で取り組む同プロジェクトは、日本古来の貴重な文化財のオリジナルを忠実に再現した高精細複製品を制作し、魅力を発信している。背景には、作品保護や保存の観点から公開が限定されていたり、作品が海外に渡っていることから鑑賞できる機会が限られていたりすることなどがある。

 展覧会では、同プロジェクトで製作し、2024年度に長崎県に寄贈された「南蛮屏風」をはじめ、高精細複製品23点が並ぶ。同作は長崎有数の資産家だった永見徳太郎が旧蔵し、現在は米・クリーブランド美術館が所蔵している。

 同プロジェクトに携わるキヤノンサステナビリティ推進本部の二瓶望美さんによると、作品の複製は同社が市販するデジタルカメラで作品を撮影して色合わせし、同プロジェクトのために開発した和紙や絹本にインクジェットプリンターで印刷。金箔(きんぱく)や表装など伝統工芸の匠の技で仕上げられるといい、半年から1年をかけて制作。高精細なカラーマッチングシステムによってオリジナルに忠実な色再現を目指している。

 同館の大石美織さんは「教科書で一度は目にしたことがあるような国宝や重要文化財に指定された作品が並ぶ展覧会。本物作品では難しいガラスケースのない展示や撮影もできる展示となっている。実物の大きさなど体感しながら作品を間近に感じてもらえれば」と来場を呼びかける。

 開館時間は9時~18時。観覧料は、大人=1,000円、高校生以下無料。10月5日、19日、11月2日は休館。11月8日まで。

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