「わくわく防験スクール~今日から考える防災の授業~」が8月22日、こども食堂道の尾(長崎市葉山1)で開催された。
同イベントは、長崎大学ボランティアサークル「長崎Sip-S」が「遊びを通して、防災について楽しく学びながら防災意識を高めてほしい」と企画した同イベント。防災学習や被災地支援活動に取り組む同サークルは2011(平成23)年に発生した東日本大震災がきっかけで発足。活動が休止していたが、2024年に発生した能登半島地震をきっかけに再結成して活動を再開。被災地支援活動や防災イベントを企画し、防災意識を高めることを目指している。
子ども向けのイベントとして初開催となった同イベントには幼稚園児から中学生までの10人ほどが参加。防災をテーマに書かれた絵本の読み聞かせを行った。「ながさき防災ハンドブック」を基に行った○×クイズでは豪雨や洪水、台風などの災害から身を守る知識をテーマに出題。難しい問題も出題されたが、全問正解した子どもも現れ、盛り上がった。
防災すごろくでは参加者が2つのチームに分かれてサイコロを振り、進んだマスで出題される「非常持ち出し袋に入れるものを3つ答えよう」「家族との集合場所を考えてみよう」といったクイズやミッションに挑戦しながらゴールを目指した。大学生らは参加者の年齢に合わせてクイズや説明の難易度を調整。最後に参加者らと振り返りを行い、子どもたちは大いに盛り上がった。
同所を運営する「TOKYO COFFEE no.446」代表の山本涼太郎さんは「子どもの居場所づくりや、子育てや教育など気軽に語り合える場を目指して立ち上げた場所。先月、熊本で地震が発生しタイムリーなテーマというだけでなく、世代間交流のきっかけにもなるのでは」と期待を込める。
同サークル代表の谷口愛優花さんは「サークルにとっても子ども向けの企画は初めての試み。レクリエーションを通して防災の知識を楽しく伝えられれば」と話す。