長崎県建設業協会の支部青年部連合会が11月2日、発足した。
長崎県内9つの支部に358人する同協会は、建設業を技術的・経済及び社会的に向上させ公共の福祉を増進することを目指して1955(昭和30)年に発足。2013(平成25)年からは一般社団法人として活動してきた。支部青年部連合会は50歳以下の会員を対象に任意で加入できる。
同協会ではこれまで長崎と佐世保を除く7つの支部に青年部があったが、協会としての青年部がなかった。「若手経営者がもっと表に出ることができるようにすると同時に地域貢献や業界のイメージアップにつなげたい」と2年ほど前から青年部発足に向け機運が高まっていたという。
同日行われた総会で同連合会部会長に選任された西山潤一郎さんは「青年部が発足したことで他県の業界団体の青年部との交流や発注当局との意見交換の場を設けることができるようになった」と話す。交流会の予定なども決まっているといい、西山さんは「若手から業界を盛り上げていきたい」と意気込みを見せる。