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「あぐりの丘」がリニューアル 全天候型子ども遊戯施設も同時オープン

テープカットの様子

テープカットの様子

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 「あぐりの丘」(長崎市四杖町)が10月28日、リニューアルオープンした。

あぐりドーム館内の様子

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 里山に囲まれた自然豊かな農業公園型レジャー施設として親しまれてきた同施設。「自然豊かなロケーションを生かして多くの人に楽しんでほしい」と、これまでもさまざまな取り組みを行ってきた。近年は子育て世代を中心に子どもに大型遊具で遊ばせる使い方が増えていた。

 長崎市内では「子どもを遊ばせる場所が欲しい」「屋内で子どもが遊べる場所があるとありがたい」などの声が上がっていたことから、同市は子育て関係団体等と協議を行い、2020年に全天候型子ども遊戯施設の建設計画を決定。遊戯施設のオープンに合わせて施設全体をリニューアルし、KTNソサエティ(金屋町)を中心とする4社で構成する「グロウスピア」が指定管理業者として運営を担うことになった。

 九州最大規模となる約14メートルのネット遊具や27コースのボルタリングウオール、2種類の複合遊具など8種類の遊具が設置された遊戯施設は今年6月に愛称を募集。403件の応募があり、8月に選定した7作品の中から一般投票を行った結果、「あぐりドーム」に決まっていた。

 このほか施設内には、以前から要望が多かったカフェを設け、開園時にはあったゴーカートも復活し、リニューアルを迎えた。

 記念式典で、田上富久長崎市長は「あぐりドームは子どもの成長段階に合わせて好奇心を満たしながら遊べる施設。いろいろな世代の皆さんが楽しめる施設として育てていってほしい」とあいさつ。グロウスピアを代表してあいさつしたKTNソサエティの東島尚志社長は「リニューアルに当たり、子どもを中心とした幅広い世代に豊かな自然を生かした多様な遊び・体験・交流の場を提供する施設へのリニューアルを掲げている。子育て支援の充実を目指していきたい」と意気込む。

 開園時間は8時~18時。入園無料。

 遊戯施設の開館時間は9時~17時。水曜休館。入館料は子ども=250円、大人=100円。事前予約が必要。

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