クラシックギタリスト・山下俊輔さんのライブ「春爛漫(らんまん) in 長崎」が3月23日、東山手洋館「地球館」(長崎市東山手町6-25、TEL 095-822-7966)で行われる。
山下さんは2006(平成18)年、ギターデュオ「いちむじん」としてメジャーデビュー。大河ドラマ「龍馬伝」エンディング曲の演奏が評判となり注目を浴びた。2018(平成30)年にソロ活動を始め、NHK連続小説「つばさ」の挿入曲を演奏。今年4月から放送される同「らんまん」で挿入曲の演奏を手がけるほか、映画音楽やCM音楽の作曲、演奏などで活躍している。
東山手洋風住宅郡にある同館は昨年12月にリニューアルし、居留地のまちづくりに取り組む25歳の青栁智子さんが新館長に就任。「地域の人を軸に同館を拠点として文化を創っていくことを考えていた」という青柳さん。イベントなどを通じて国際交流や地域活動の拠点を目指すと同時に青栁さんが前職で地元アーティストとイベントなどをつなぐ地域音楽コーディネーターとして活動していたことから、「音楽家の活動拠点にできれば」と考えていた。
山下さんが全国ツアーの一環で長崎でのライブ会場を探していたところ、2人の共通の知人で音楽プロデューサーの町田充生さんが「洋館でギターのライブをしたら面白いのでは」と、リニューアルしたばかりの地球館の青柳さんに声をかけたことがきっかけで実現した。
ライブではクラシックギターの名曲だけでなく、ビートルズなどポピュラーな曲も披露する。
18時30分開場、19時開演。チケット(ワンドリンク付き)は、前売り=3,000円、当日=3,500円。申し込みは地球館で受け付ける。