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時津町・西彼杵道路時津工区で開通式典 時津町中心部の渋滞緩和に期待

テープカットとくす玉開きの様子

テープカットとくす玉開きの様子

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 西彼杵道路・時津工区(日並IC~時津IC)が2月18日に開通し、とぎつカナリーホール(時津町野田郷)で開通式典が行われた。

通り初めパレードを行う参加者の車列

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 開通したのは長崎県が長崎市から西彼杵半島を経て佐世保市までを1時間以内で結ぶことを目指して整備を進めている全長約46キロの高規格道路の南端にある3.4キロの区間。幅員10.5メートル、2車線(片側1車線)、通行料無料の自動車専用道路として2014(平成26)年から整備を進めてきた。将来的には別途計画されている長崎南北幹線道路が接続し、長崎市茂里町まで延伸を予定している。

 開通に先立ち行われた式典には大石健吾長崎県知事、吉田義徳時津町長などをはじめ、地元関係者らが出席し開通を祝った。

 その後、日並ICの時津トンネル前で行われたセレモニーでは「なづみ大鼓」の演奏や出席者らによるテープカットと開通記念のくす玉開きが行われ、来賓らが乗った車がバイパスを通り初めして開通を祝った。

 時津町内からは「中心部の渋滞緩和に期待したい」という声も聞かれるほか、長崎市から仕事で佐世保方面に通う男性からは「時津の渋滞を避けるため畝刈方面に迂回(うかい)していたが、開通で少し楽になるのでは」という声もあった。

 道路は15時、一般供用が始まった。

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