食べる

時津町にソフトクリーム店「エフズ・イレパク」 釣り好きが自宅の一角で開業

ソフトクリームを手に来店を呼びかける川崎さん

ソフトクリームを手に来店を呼びかける川崎さん

  • 176

  •  

 ソフトクリーム専門店「F’s1089(エフズ・イレパク)」(時津町左底郷)がオープンして、5月25日で2カ月を迎えた。

庭の一角にあるテラス席

[広告]

 店主の川崎文則さんは3年前に定年退職後、年間80日ほど釣りに行っていたほどの釣り好き。以前から飲食に興味があったことから自宅の一角に店を構えたいと知人らに相談。3月~10月の夏季限定で釣り仲間なども集まることができるソフトクリーム店の開店を決めた。店名は長年釣り仲間として親交があり、磯釣り名人とされる柴原啓二さんの浮きブランド「K’zシリーズ」にあやかって自身の名前を入れた「F’s」と、立て続けに釣れ続けることを意味する「イレパク(1089)」を掛け合わせた。店の看板には柴原さんのサインも入る。

 さまざまなソフトクリームを食べ歩いたという川崎さん。ソフトクリームは植物性脂肪不使用で、甘さ、香り、舌触りなどのバランスの良さが売りという濃厚ソフトクリーム「ソフォーレ」(400円)を販売。ワッフルコーンと紙コップから選ぶことができる。テイクアウトのほか、庭の一角にあるテラスでも楽しむことができる。川崎さんの妻が作った焼き物や店の横の畑で兄弟が育てる野菜なども販売している。

 休日を中心に子どもから年配まで多くの人が訪れている同店。「釣りを通じて多くの仲間に出会ったことで、さまざまな縁に恵まれた」と話す川崎さん。釣り大会などに参加することも多いため、「店主の釣行日が店休日」というユニークなスタイルを取る。「近くに住む中学生が友達と立ち寄り、翌日には母親を連れてくるなど、近隣の方にもリピーターとして訪れてもらっている」と笑顔を見せ、「多くの人においしいソフトクリームを楽しんでもらえれば」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時~18時30分(前後する場合あり)。休業日はインスタグラムで知らせる。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース