洋菓子店「クッキー坊や」(時津町浜田郷)がオープンして、7月2日で1周年を迎えた。
店主の山道亜耶乃さんは専門学校で製菓衛生師の資格を取得後、県内外の製菓店などで修業を重ね、自分の店を開いた。店のトレードマークになっている「おやつ食べたん?」と語りかける坊やのキャラクターは、山道さんが服飾デザイナーになりたいと考えていた小学生の時に描いたものを看板に使うことに決めた。「お菓子店だと分かりやすくしたい」と店名もイラストに合わせて決めた。
店内のショーケースには色鮮やかなショートケーキやロールケーキ、エクレアなどが並ぶ。焼き菓子コーナーはクッキーやダックワーズ、焼きドーナツなどを豊富にラインアップしている。今年5月に魚の町公園(長崎市魚の町)で開催された「ふれまるマルシェ」に初出店するなどイベントにも参加している。
「地元のお客さまを中心に、遠くは東長崎など少し離れた地域からもお菓子を買いに来てもらうこともある」と話す山道さん。「『おやつ係』として、おいしいお菓子を届けていきたい」と意気込む。
営業時間は10時~19時。火曜定休。