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長崎・北浦町のかき氷店「アウル」が1周年 地元の果物の魅力伝えたい

晩柑(ばんかん)シロップが隠し味のスモモのかき氷とフィズ

晩柑(ばんかん)シロップが隠し味のスモモのかき氷とフィズ

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 かき氷とたこ焼きの店「owl(アウル)」(長崎市北浦町)が8月5日で1周年を迎える。

注文を受けてから焼き上げるたこ焼き

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 店がある長崎市の茂木地区は生産量日本一を誇るビワをはじめ、モモやイチゴなど果物の産地として知られている。店主の大瀬良さんの妻が「地元で採れたおいしい果物の魅力を楽しんでもらえる店を開きたい」と稔さんを説得し、夫婦で店を立ち上げた。

 同店で提供するかき氷のシロップは地元で取れる果物を中心になどに砂糖だけを加え、全て手作りで仕込む。モモやイチゴ、ウメ(以上750円)をはじめ、地元の旬の果物を季節ごとに仕入れ、スモモやビワなど期間限定で提供。このほかレモンや抹茶、コーヒー、レアチーズなど変わり種のシロップも用意し、週替わりで5種類ほどを提供している。

 かき氷だけでは夏場しか営業できないことから、たこ焼き(8個550円)も用意。「できたてを味わってほしい」と注文を受けてから焼き上げるスタイルで提供。このほかバニラシェイク(600円)やフィズ(550円)なども用意する。

 「旬の果物をたっぷり使った産地ならではのかき氷を楽しんでほしい」と4月は知人の農家からわずかしか出荷されない「白イチゴ」を使ったかき氷を3日間限定で提供。5月は店の隣にある田端果樹園の無農薬ビワを使ったかき氷を限定販売している。

 「店の前の道路が海岸線沿いを走るツーリングコースにもなっていることからバイカーの方に立ち寄ってもらうこともある。長崎市内などから若い人を中心にドライブで訪れ、SNSなどを通じて多くの方に来店してもらっているようだ」と笑顔を見せる大瀬良さん。「茂木ならではの旬の味わいを楽しんでもらいたい」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時~20時。水曜・木曜日定休。

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