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長崎県立大の写真サークルが作品展 「学生目線の作品を楽しんで」

来場を呼びかけるサークルのメンバーらと吉村教授

来場を呼びかけるサークルのメンバーらと吉村教授

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 長崎県立大学シーボルト校(長与町まなび野)の写真サークル「Sun-Films ぱしゃ。」による写真展「ぱしゃ。6」が10月25日から、P-PLUS元船店(長崎市元船町)で開催される。

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 同大情報システム学科にはデザイン分野を学ぶコースがあることから、同学科を中心に20人ほどが所属する同サークル。年に数回、撮影会を行うなど10年以上活動を続けてきた。顧問の吉村元秀教授は「コロナ禍で部会を開く機会が設けられなかったが、メンバーらは個人で活動を続けながら作品作りを続けてきた。行動制限が解除された今年は代表の松本光夏さんを中心にコロナ前のように勢力的に活動を行っている」と話す。

 写真展は前代表の山口実桜さんの呼びかけで「一般が学生の写真作品に触れるきっかけにしたい」と2018(平成30)年に初開催。2年目以降からは「組み写真」の展示を行ってきた。

 今年は部員16人と同大教員の作品を展示する。風景や動物、人などを題材に50点以上の作品を並べる。代表の松本さんによると、写真展に向けた作品作りのため組み写真の考え方や構図、色などについて3回にわたって勉強会を行い、撮影を行ってきたという。サークルのメンバーの一人は「これまでスナップ写真が中心で、出かけた先々で気に入った絵を写真に収めてきた。組み写真はテーマを決めて共通点を持たせるなど撮り方が違うので難しかった」と振り返る。吉村教授は「学生目線で日常を切り取った作品がそろった」と話す。

 松本さんは「個性あふれる作品を多くの人に楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は11時~20時(最終日は18時まで)。入場無料。火曜定休。11月12日まで。

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