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長与町が「水のフォトコンテスト」 水回りの環境啓発を目的に

コンテストへの参加を呼びかける(右から)上下水道課の永江さんと高橋さん、「ぱしゃ」顧問の吉村教授とメンバーら

コンテストへの参加を呼びかける(右から)上下水道課の永江さんと高橋さん、「ぱしゃ」顧問の吉村教授とメンバーら

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 長崎県長与町が現在、「水のあるくらし・風景」をテーマに「水のフォトコンテスト」を開催している。

「ミックン」のマンホールのマンホールカード

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 同町上下水道課では、「下水道のことを知ってもらい、目を向けてほしい」と長与町のイメージキャラクターとして親しまれている「ミックン」と高田保育園(高田郷)の職員が考案した長与の特産品などをモチーフにしたキャラクターをモチーフにしたマンホールを制作。昨年2月下旬、町内5カ所に設置し、ウオークラリーを開くなどイベントも行ってきた。

 昨年からの取り組みを引き継いで今年は長与町役場前に設置されている「ミックン」のマンホールのマンホールカードを制作し、7月下旬から役場と長与町図書館(嬉里郷)で配布している。

 フォトコンテストでは2部門で作品を募集。「水のあるくらし・風景」をテーマに、水とのふれあいや風景を収めた写真(海の写真は除く)の部門では、水の美しさや楽しさなどを捉えた作品を、「ミックン」のマンホールカードの裏のQRコードからアクセスできる「3Dミックン」のコンテンツを利用して撮影した写真の部門では3Dミックンの楽しさを捉えた作品を、それぞれ募集する。いずれも今年4月以降に長与町内で撮影したもので、1人各部門3点まで応募できる。

 フォトコンテストには町内にある県立大学シーボルト校(まなび野)の写真サークル「Sun-Films ぱしゃ」も協力。チラシにメンバーが撮影した写真を提供したほか、サークルのメンバーらが審査員を務める。

 上下水道課の永江啓二さんは「下水道は汚いものと敬遠されるが、生活に欠かせないもの。キャラクターマンホールの設置やイベントを通じて目を向けてもらうことで、適切な使い方を学ぶきっかけになるのでは」と期待を込める。

 応募はインスタグラムの投稿と郵送で受け付ける。11月30日まで。

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