長崎大学職員のデミー博士こと出水享さんらが11月18日に行う「土木でSNSをジャックするアクション」への参加を呼びかけている。

　出水さんはインフラ維持管理の技術者養成に携わりながら子どもに向けて、土木の仕事や防災の役割を知ってもらうイベントを開いてきた。「土木」の漢字を分解すると「十一」と「十八」になることと、土木学会の前身である「工学会」の創立が1879（明治12）年11月18日であることから、11月18日を「土木の日」に制定している。

　同イベントは出水さんが、担い手が大きく不足する土木の認知度向上と理解を促進すると同時にイメージアップを図ることを目的に土木に関連する写真や動画を共通ハッシュタグを付けて投稿することでオンライン上を盛り上げようと企画。全国の建設業者が加入する各地の建設業協会や土木科などがある工業高校、建設業関連の行政機関など幅広い賛同を受けた。

　出水さんは同日11時18分をピークタイム目標に投稿を呼びかけている。「土木への思いや応援などコメントを添えてもらえるとうれしい」とも。

　X（旧ツイッター）、インスタグラム、フェイスブックのいずれかで撮影した画像や動画を共通ハッシュタグ「#土木の日2023」を付け、個人や団体のアカウントから投稿することで参加できる。公式サイトでは投稿時に利用できるデザインシートを配布する。