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長崎・伊王島にカフェ「イマル」 スパイスカレーと景観楽しんで

チキンカレー

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 スパイスカレーを提供する「cafe IMARU(イマル)」(長崎市伊王島町2)が12月1日、オープンした。

店の外観

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 フラワーカンパニーズ(新小が倉2)が経営する同店。「伊王島に住みたい」と考えていた池嵜吏紗さんが伊王島大橋を渡ってすぐの同所で売家となっている平屋の住宅を見つけ、明るく開放的な雰囲気のカフェにリニューアル。店の庭や店内の観葉植物はイギリスの「チェルシーフラワーショー」で11個のゴールドメダルを受け、エリザベス女王から「緑の魔術師」とたたえられた長崎出身の庭園デザイナー・石原和幸さんが手がけた。

 店の庭にはイルミネーションも設置。今の時期は夕方から夜にかけて近くにあるカトリック馬込教会(伊王島町2)のイルミネーションとともにきらびやかな景観を見ることができる。池嵜さんは「秋には庭の木が紅葉し四季折々の花が彩るなど、季節ごとに景観を楽しめる空間になったのでは」と話す。

 提供するメニューはひき肉を使った「キーマカレー」とほうれん草を使った「サグカレー」、ヨーグルトとトマトで「コクと深みのある味わい」に仕上げたという「チキンカレー」(以上1,540円)の3種類のスパイスカレー。いずれもスープとデザート、飲み物がセットとなる。

 このほか、子ども用のプレート(880円)やコーヒーやチャイ(以上、550円)、クレームブリュレやチーズケーキ(以上、330円)などを用意する。

 「カフェとして島を訪れる人にレジャーの合間に楽しんでもらえる店にしていきたい」と意気込む池嵜さん。同社は障がい者向けシェアハウス空屋(香焼町)や訪問介護などを手がけてきたことから、「福祉事業が母体の会社を運営していくなかで気軽に相談できる場も少ないと感じていた。きっかけになるような場や、福祉関係者が気軽に立ち寄れるお店になることで地域貢献にもつなげていければ」とも。

 営業は金曜・土曜・日曜の11時~15時、17時~21時。

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