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長崎・岡町に写真館「さくらスタジオセカンド」 新しいスタイル模索

カメラを手に来店を呼びかける宗さん

カメラを手に来店を呼びかける宗さん

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 写真館「SAKURA STUDIO 2nd(さくらスタジオセカンド)」(長崎市岡町)が1月4日、オープンした。

スタジオの様子

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 学生時代はカメラマンを仕事にすることは考えていなかったという店主の宗健太さん。企画・運営に携わる仕事がしたいと東京の大学に進学した。アルバイトで旅行代理店などに関わるなかで「父がやってきたカメラマンの仕事として入り込むのが自己実現の近道では」と感じた。「お客さんの笑顔が見られる仕事を自分でしたい。写真館をイチから作り上げるのも面白いのでは」と長崎市北西部にある写真館「サクラスタジオ」(三京町)の2代目として、大学卒業後、家業を手伝いながら東京や福岡に通い、写真を学んだ。福岡で1年修業した後、独立するかたちで同館を開いた。

 写真館がある岡町は宗さんが近くにある長崎南山高校に通っていたことからなじみのある場所で、通り沿いにあることから目につく場所だったことから出店を決めた。

 「アンティークと花で空間を彩るスタジオ」を目指したという同館のコンセプトは「常に楽しい・笑顔・感動を新しく創造し、人々に幸せを提供するスタジオ」。エントランスには天井からつるしたドライフラワーやアンティーク家具などを設け、スタジオでの白黒の背景だけでなく、店内の内装を生かして撮影することもできるようにした。スタジオ内にもアンティーク家具を用意して「360度撮れる(絵になる)、従来の形にとらわれない新しいスタイルの写真館を目指す」という。

 スマホやカメラが普及して誰もがカメラマンになれ、SNSでクオリティーの高い写真を手軽に見ることができる時代になったことで斜陽産業ともいわれる写真館。今では写真をプリントすることはほとんどなく、スマホの画面だけで楽しむことが多いが、「ガラケーの頃の写真が手元にあるという人は少ない。数十年前のプリントした写真は家族が集って昔を懐かしむなど時をつなぐタイムマシンのような役割は今でも健在」と話す宗さん。「時代の変化に合わせながら、写真発祥の地・長崎から瞬間を捉える写真の魅力や写真の文化を伝えていくために新しいスタイルを提案しながら頑張っていきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~18時。火曜と第1・第3水曜定休。

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