長崎のもざき恐竜パーク(長崎市野母崎)内にある水仙の里(長崎市野母町)で1月13日から、「のもざき水仙まつり」が開催されている。
県内で唯一、環境省「かおり風景100選」にも選ばれている同所。世界遺産・軍艦島を望む小高い丘に約1000万本の水仙が潮風に揺られ、独特の爽やかな香りと花と海と空のコントラストが美しい景色を楽しむことができる。
毎年水仙の開花時に合わせて開催している同イベント。実行委員会によると水仙は現在8分咲きで見頃を迎え、イベント開幕初日から多くの見物客が訪れているという。
日曜には毎年恒例の「水仙の花束プレゼント」に加え、今年は地元・野母崎で捕れた新鮮な魚を使ったつみれ汁を用意して振る舞い鍋を行う。14日11時・15時に150杯ずつ用意した振る舞い鍋には行列ができたという。水仙のプレゼントと振る舞い鍋は21日と28日にも開催する。
野母崎周辺の21店舗が参加するスタンプラリーも開催。参加店や観光スポットを巡り、飲食店を含む3つのスタンプを集めて応募すると抽選で特産品が当たる。
入場無料。無料の臨時駐車場も用意。今月28日まで。開花状況は長崎のもざき恐竜パークのホームページで確認できる。