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石丸文行堂で春節祭テーマのマステとふせん ハンドメード作家が企画

マスキングテープとふせんを手に購入を呼びかける柿ぷりんさん

マスキングテープとふせんを手に購入を呼びかける柿ぷりんさん

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 旧正月を祝う春節祭をテーマにしたマスキングテープとふせんが現在、石丸文行堂本店(長崎市浜町)で販売されている。

「春節祭ますて」と「春節祭ふせん」

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 企画したハンドメード作家の柿ぷりんさんは、もの作りの趣味が高じて10年ほど前から裁縫グッズなどを販売。マルシェなどのイベントに出店していたが、コロナ禍で活動できなくなっていた。友人と冗談で「長崎名物の絵が並んだマスキングテープがあったら」とSNSにアップした画像が石丸文行堂の担当者の目に止まり、2020年10月、同店で長崎名物の絵が並んだマスキングテープ「長崎うますきんぐテープ」の販売を始めた。

 大浦天主堂(南山手町)のミュージアムショップ「パードレ」とコラボした「にゃーどれ様缶ミラー」を同年11月から販売していた柿ぷりんさん。大浦天主堂限定の「にゃがさきマステ」も同年12月、販売を始めた。

 長崎名物の一つで茶わん蒸しなどで知られる「吉宗」(浜町)のファンという柿ぷりんさん。直接交渉して商品化した「吉宗ますて」を2022年3月に、「吉宗ふせん」を11月に発売。大浦天主堂でも「にゃがさきふせん」シリーズをリリースするなど幅を広げていた。

 長崎で毎年旧正月に合わせて開催されているランタンフェスティバルは、中華街の華僑の人々が春節祭を祝う習わしがルーツ。柿ぷりんさんは春節祭をテーマにイラストを描き起こし、「春節祭ますて」(561円)と「春節祭ふせん」(506円)を商品化した。マスキングテープはカモ井加工紙製でランタンや馬祖様は長崎で愛される猫をモチーフにデザインしているのもポイントという。

 今年はランタンフェスティバルも4年ぶりにフル開催となることから、「一緒にイベントを盛り上げることができれば」と話す柿プリンさん。2月14日には柿ぷりんさんが店頭に立ち、販売を行う。「恥ずかしがり」という理由でマルシェなどの販売時に着用する「優しいオオカミ」に扮(ふん)して店頭に立つという。

 販売時間は10時30分~17時。

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