「HUBS ISHIBASHI冬フェス」が2月23日、「Hubs Ishibashi」(長崎市大浦町)で開催される。
人と地域をつなげるネオ観光案内所として2022年12月にオープンした同施設。運営するまちづくり団体「55HUBs」代表の岩本諭さんは大学のゼミで「長崎市の斜面市街地」をテーマに研究したことがきっかけで、2014(平成26)年に築70年の古民家を改装したシェアハウス兼コミュニティースペース「つくる邸」をオープン。観光案内所はまちづくりの仲間の輪が広がったことから観光とまちづくりが融合した持続可能な地域づくりを目指そうと有志が集い、立ち上げを決めた。
昨年2月には長崎市が認定する「まちぶらプロジェクト」の認定事業にも採用された同施設。長崎を訪れる観光客と地域資源をつなげ、地域のユニークな人とつながる拠点となる「関係案内所」をコンセプトに居留地にゆかりのあるグッズや土産品の販売のほか、セルフ喫茶や長崎の地酒を味わうことができる角打ちなどのサービスを提供してきた。
イベントでは「居留地で出会うひと・もの・こと」をテーマに「ネオ観光マップ」のお披露目と同時に、マップで紹介している人に会いに行く「居留地人スタンプラリー」を行う。新しいマップに込めた思いを説明するトークイベントも行う。
居留地エリアが長崎を舞台に描かれたフジテレビ月9ドラマ「君が心をくれたから」のロケ地になっていることから、マップを活用してロケ地ツアーやレトロな町並みの居留地をガイドと散歩しながら会話を楽しむ婚活イベントも行う。
このほか、震災で甚大な被害を受けた能登地方の日本酒を中心に飲んで復興支援につなげようと「能登応援!酒まつり」やラム酒体験コーナー、 島原市在住のシンガー・ソングライター、チャイ兄さんのミニライブやフリマも行う。
開催時間は11時~22時。スタンプラリーは17時まで、ライブは17時~18時、トークイベントは18時~19時。申し込み不要。ロケ地ツアーや婚活イベントはホームページで申し込みを受け付ける。