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長崎で被災地支援チャリティーイベント-地元音楽家らが元気を発信

元気な歌と踊り5曲を披露したMEWジックキッズ

元気な歌と踊り5曲を披露したMEWジックキッズ

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 NBC(長崎放送)別館(長崎市上町)で5月8日、東日本大震災チャリティーイベント「with a little help from NAGASAKI」が行われた。

「高浪慶太郎&なんがさき・ふぁいぶ」meets「柴田健一アンサンブル」

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 プレイムタイム・ロックの高浪慶太郎さん(元ピチカートファイブ)とソニックボーン・ミュージックの柴田健一さんの呼び掛けに応じた13組のアーティストが演奏、合唱、映像上演、朗読を行ったほか、8組が物産販売・飲食販売を行い、2組が漫画ワークショップなどを開いた。

 子どもたち20人で構成する「MEWジックキッズ」のメンバーの一人、中学2年生の福江志穂さんは「被災者の人たちのことを思って元気になる歌を歌った」と話し、元気あふれる歌声とダンスを披露。イベント企画に携わった吉村美佐さんは「今だから伝えたいこと」をテーマに、世界中から日本に届いたメッセージ、東日本大震災の被災地の現状を映像を交えながら紹介。NBCは原爆投下16年後の1961(昭和36)年の長崎の街の映像を上映。草木も生えないといわれていた長崎が復興した姿を映し出した。当時の長崎くんちやグラバー邸、ワンマンバスになる前のバスガイド、浜町アーケードの映像に、会場から「懐かしい」という声が上がっていた。

 高浪さん、柴田さんらが最後の曲の演奏を終えると会場から大きな拍手が上がった。「こういうことは続けていくことに意味がある。これからもよろしくお願いします」とイベントを締めくくった。

 収益金35万円は全額日本赤十字社に寄付される。

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