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ゆめタウン夢彩都に長崎の魚の魅力発信するパネル 記念イベントも

長崎大学魚料理研究会の学生ら

長崎大学魚料理研究会の学生ら

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 長崎の魚の魅力を発信するパネル「知ろう!食べよう!おさかなあみだ」が5月25日、ゆめタウン夢彩都(長崎市元船町)に設置された。

マグロ解体セールの様子

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 パネルは「さしみシティ」をキャッチコピーに長崎の魚の認知度向上と消費拡大を目指す長崎市が長崎大学サークルの魚料理研究会と連携し、企画したもの。「魚をおいしく、楽しく、無駄なく」をコンセプトに、地元長崎の魚を普及するために活動する同サークル。さしみシティ公認団体として、これまでにも魚を使ったイベントなどに参加して魚料理を販売したり、市や企業とコラボしたメニューを考案したりするなど、魚の魅力を知ってもらうための活動に取り組んできた。

 同施設4階にある長崎市情報発信コーナーに設置した縦150センチ×横540センチの大きさのパネルは同大水産学部4年の中地桃花さんが「子どもたちに楽しく長崎の魚を知る機会にしてもらおう」と考案。漁獲量日本一の長崎で獲れる魚や豆知識を紹介するとともに、「食べる機会にしてほしい」と同サークルが考案した魚料理の写真も添え、「魚を食べてもらうため」の工夫も凝らす。

 お披露目イベントとして同日、地階鮮魚コーナーとコラボした生本マグロの解体セールを行った。土曜の昼前の時間帯ということもあり、五島産の養殖マグロが用意された会場は訪れた買い物客でにぎわい、鮮魚コーナーの担当者が解説しながらマグロに包丁が入ると歓声が上がった。会場では同サークルのメンバーがマグロの試食とともに買い物客らに声をかけながらサークルで考案したマグロやタイ、イサキなど5種類の魚料理のレシピを配布。買い物客らが笑顔で応じる場面も見られた。

 長崎市商業振興課の高岩琢磨さんは「これまでも学生と取り組みを行ってきたが、長崎の魚を知ってもらうための活動が多かった。今回は知るだけでなく、食べてもらったり購入してもらったりするなどのアクションにつながる取り組みを商業施設ともタイアップして展開するという意味では初めての試みになったのでは」と振り返る。

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