長崎のカフェ「Laf(ラフ)」(長崎市住吉町)が6月7日、週末限定で夜の営業をスタートする。
店主の長野雄太さんは商店街活性化団体「JMOP(ジモップ)」で広報として活動していたところ、アーケードに近い場所に空き物件があったことがきっかけで昨年11月に同店をオープン。材料のほとんどを住吉商店街で仕入れ、就労支援事業所たまご(住吉町)が企画し、「チョーコー醤油(しょうゆ)」(西坂町)がコラボして商品化した「幸せ運ぶ白のまちドレ じゃがいもドレッシング」を使うなど、「地元」にこだわったサンドイッチなどと共にカフェメニューを提供してきた。
「飲むことは好きなので夜も営業したかったが、これまでは一人で店を切り盛りしてきたので難しかった」と話す長野さん。オープンから半年ほどがたち、従業員の確保もできたことから週末限定で夜営業を始めることを決めた。
夜営業ではスペインバル風のスタイルをコンセプトに、ピンチョスやチーズが入ったブラジル風コロッケ「コシーニャ」(以上100円)などおつまみメニューをバーカウンターからセルフで選ぶスタイルで提供。食パンやトルティーヤ、バゲットの3種類の生地と好みのソースや具材を選べる「カスタムピザ」(600円)など、お酒と共に手軽につまめるメニューをそろえる。
「学生や保育園などに子どもを送った後のお母さんなど若い世代にも手軽に楽しんでもらえるような店を目指してきた」と長野さん。「気軽に利用してほしいと手軽につまめるメニューを中心にラインアップしている。アフター5や飲み会の前後など立ち寄ってもらえれば」と来店を呼びかける。
営業時間は8時~17時で、金曜・土曜のみ18時~22時に夜営業を行う。水曜定休。