イタリアンと中華を融合させたフュージョン料理店「ラフテリア」(長崎市本石灰町)がオープンして、6月12日で半年を迎える。
店主の林志浩さんは「長崎で面白いことをできれば」と試行錯誤し、「イタリアンと中華を合わせたハイブリッドなスタイル」をコンセプトとする店を構えることを決めた。店名は「laugh(笑い)」と「rough(着崩れしたラフなスタイル)」の2つの意味をかけ合わせたという。
提供するメニューは「角煮のピザ」(1,500円)や「四川風麻婆ニョッキ」「黒マー油香るカルボナーラ」(以上1,200円)など、イタリアンの代表メニューであるパスタやピザなどに中華料理の味わいを融合させたものをラインアップ。「花椒(ホアジャオ)香るオイルサーディン」(650円)や「アヒージョ」(950円)などのおつまみメニューもそろえる。
「長崎は近年観光客が増え、観光産業が発達しているにもかかわらず若い人たちが県外に流出している。小さな街の中においしい中華料理店やイタリアンの店が数多くあるが、長崎の人に『知らないもの』を身近に感じてほしいという思いで2つのジャンルを融合させた店をコンセプトにした」と林さん。「イタリアン好きの方や中華好きの方も、『今日はちょっと違う感じで楽しみたい』という気分の日に気軽に立ち寄ってもらえれば」と来店を呼びかける。
営業時間は18時~翌3時(日曜は12時~19時)。