「夏」をテーマにした新作アフタヌーンティーとホテルメードケーキの提供が7月1日、長崎マリオットホテル(長崎市尾上町)で始まる。
今年1月に開業した同ホテルでは地産地消にこだわり、「今、ここでしか食べられない長崎」をコンセプトに長崎の食材の魅力を発信。佐賀県嬉野市出身で、20代で渡仏して修業後、ザ・ペニンシュラ東京などの料理長を歴任してきた総料理長の榮岩雅幸さんを中心に、県産の食材を6割以上使い、フレンチの技法を取り入れた料理を提供してきた。
7階のバーラウンジ「THE AZURITE(ジ アズライト)」で提供するアフタヌーンティーは季節ごとにメニューをリニューアルしながらそれぞれ6種類のセイボリーやスイーツメニューをスコーンとともに提供する。夏をテーマに7月1日から提供する「サマーシャインアフタヌーンティー」(6,000円)は長崎産のブルーベリーやメロン、白ワインなどを使ったスイーツやココナツとフォアグラに長崎名物のカステラを合わせたセイボリーなど長崎の旬の味覚を楽しめるようにする。
7月1日から新たに提供するホテルメードケーキは、長崎県産の白ワインに木イチゴやカシスを合わせたムースを使った「キース」やアクセントに長崎県産のショウガを使う「サントノーレ・マンゴー」(700円)をはじめ、長崎県産のスモモジャムを使いステンドグラスをイメージした長崎らしい見た目にもこだわった「フロマージュ・ステンドグラス」(750円)などをラインアップ。旬の長崎県産メロンを使った「季節のショートケーキ(メロン)」(1,500円)など7種類をそろえる。ケーキは「shop Grab&Go(グラブアンドゴー)」でテイクアウトできるほか、バーラウンジで「ショーケースケーキセット」(2,000円、季節のショートケーキ(メロン)は2,500円)としても提供する。
榮岩さんは「アフタヌーンティーではスイーツが中心となるが、『ホテルで過ごす時間を楽しんでほしい』と、セイボリーも充実させ、食事としても楽しめるようにしている。新作のメニューには長崎の夏の旬の味覚を詰め込んだ。ぜひ長崎の地元の方にも楽しんでほしい」と来店を呼びかける。
アフタヌーンティーの提供時間は13時~18時(土曜・日曜・祝日は12時~)、ケーキセットは11時30分~17時30分、テイクアウトは11時~19時。