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野母崎・高浜海水浴場で海開き前に安全祈願 新たなスタート迎える

安全祈願の様子

安全祈願の様子

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 高浜海水浴場(長崎市高浜町)で7月5日、付属施設「高浜アイランド」(高浜町)の関係者らが参加して安全祈願が行われた。

海の安全を祈る大島さんら

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 7月13日に海開きを迎えるのを前に諏訪神社(上西山町)に依頼した同行事。施設を運営する「toitoitoi」(茂木町)社長の大島徹也さんら5人が集まり神職の祈とうに合わせて海の安全を願った。

 海岸交流施設として長崎市が整備し、2014(平成26)年にオープンした同施設。夏は桟敷として利用できる多目的スペースや芝生スペースをはじめ、カフェなどを備え一年を通して野母崎の海や世界遺産軍艦島を楽しめる憩いの場として親しまれてきた。

 今年4月から指定管理業者として同施設を引き継いだ同社ではカフェなどがあった建物を世界遺産・軍艦島を望むコワーキングスペースとしてリニューアル。ゲストハウス「NAGASAKIHOUSEぶらぶら」(茂木町)などを運営してきた経験を生かし、地域資源を活用したローカルイノベーターの支援を行う地域拠点として6月16日に新たなスタートを切った。地域の魅力ある人を紹介しつつ、野母崎の魅力を伝える観光案内所としての活用も予定する。コワーキングスペースではドリンクスタンドを併設し、「地元住民らも憩える場」も目指す。

 毎水浴シーズンは海開きに合わせて毎日2~3台のキッチンカーが出店し、海の家とともに飲食を提供。海水浴だけでなくSUPなどアクティビティーも提案していくという。

 初の海水浴シーズンを前に大島さんは「『年間を通じて楽しんでもらう場所』がコンセプトだが、まずはハイシーズンとなる海水浴シーズンに合わせて準備を進めてきた。地域づくりをやってきた経験を生かして地域の拠点として利用してもらえる場を目指していきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~18時。月曜定休。8月31日までの遊泳可能時間は9時~17時。

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