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長崎県庁で動物愛護週間に合わせイベント 保護団体による譲渡会も

犬との触れ合い会

犬との触れ合い会

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 「ながさき動物愛護フェスタ」が9月21日、長崎県庁エントランスホールで行われた。

生後20日ほどの子猫

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 47回目となる同イベントは、9月20日~26日が動物愛護週間となっていることに合わせ、動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深めることを目的に長崎県獣医師会長崎支部と長崎県、長崎市が主催。動物愛護団体など5団体も参加し、保護猫の譲渡会、ステージイベントなどを行った。

 当日は映画「パウ・パトロール」の無料上映会のほか、猫の繁殖力のすごさから、野良猫を放置するとどれほど増えるのかを解説したパネルの展示を行った。

 犬を中心に保護活動を行う「長崎ライフオブアニマル」は、犬との触れ合い会を行った。野良猫の避妊去勢クリニックやシェルターを運営する「長崎さくら猫の会」や保健所に持ち込まれた猫の保護活動に取り組む「長崎猫の会」では譲渡会を行った。猫が入ったケージが並ぶブースを訪れた参加者からは「かわいい」などの声が聞かれた。ミルクボランティアの活動にも積極的に取り組んでいる「長崎さくら猫の会」代表の山野順子さんは、生後20日ほどの子猫にほ乳する様子を来場者に公開した。山野さんは「県庁でのイベントだからこそ、これまで譲渡会に訪れたことがなかった人に雰囲気だけでも味わってもらう機会になったのでは。現状を見てもらうことで動物愛護に関心を持つきっかけになれば」と話す。

 長崎居留地エリアで地域猫活動を行う「nfs cats」は親子工作教室を行った。長崎県獣医師会長崎支部による相談会やペット葬儀・火葬を手がける「Ottotte(オットッテ)」では移動火葬車とともに「大切なペットとの思い出をいつまでも大切にしてほしい」とメモリアルグッズを展示。会場を回りながらクイズに答えるクイズラリーも行った。

 このほか、長崎のご当地ヒーロー「デジマード」のヒーローショーを行ったほか、長崎県のマスコットキャラクター「がんばくん」「らんばちゃん」と共に会場を回り、犬や猫と触れ合う一幕もあった。

 長崎県県民生活環境部の橋本朋子さんは「県庁での初開催となった。あいにくの天気だったが親子連れを中心に多くの人に訪れてもらえた。動物愛護の現状を知ってもらう機会になったのでは」と話す。

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