エギングによるイカ釣り大会「NAGASAKI EGING CONVENTION」が11月9日・10日、長崎一帯で開催される。
ユーチューブチャンネル「釣り釣る釣れリルレ」を運営する動画クリエーターの八木力さんが主催する同大会。8年ほど前に釣りを始めたという八木さん。釣り場に落ちているごみに問題意識を持っていたが、コロナ禍で釣りブームが起こると同時に各地で問題が深刻化。釣り禁止エリアが拡大し、「心ない釣り人によってフィールドが制限され、釣り人が訪れると荒らされるという先入観を持たれることに危機感を感じた」という。動画配信で続けてきた釣りの楽しさを発信する活動とともに海のクリーン活動の意識向上を目指して今年5月、50人規模の釣り大会を開催。今回が2回目の開催となる。
大会は300グラム以上のアオリイカ(水イカ)3杯の総重量で競う。釣り場は自由だが、船や渡船を利用した釣行や釣り禁止エリア、アオリイカ禁漁区での釣行はできない。釣行開始となる9日18時に配布されるコードを記載した紙と共に釣果写真を撮影し、10日11時までに検量場所となる伊王島開発センター(長崎市伊王島町1)に集合。釣り場にごみ袋を持参し、拾ったごみを釣果とともに検量時に提示する必要がある。
優勝者には5万円分の商品券を贈るほか、3位まで表彰。リールなどの釣り具が当たる抽選会も行う。
「前回に引き続き、多くの申し込みが来ている」と話す八木さん。「今後も定期的に開き、発信を続けていきたい」と意気込む。
参加費は4,000円。定員は先着50人。申し込みは10月25日まで、ウェブサイトで受け付ける。