
長崎・長浦町のソフトクリーム専門店「NICO NICO FUN!(ニコニコファン)」(長崎市長浦町)が5月1日で1周年を迎える。
佐々木圭さんとちはるさんが夫婦で営む同店。圭さんはもともと不動産業、ちはるさんは建設業に勤めていた。アパレル経験があり、副業でネット専門の古着販売を手がけるちはるさんが倉庫として使える物件を探していたところ、大村湾沿いにある物件を見つけたことから、2人は一念発起してそれぞれ退職し、隣に古着店を併設する形で店を構えることを決めた。
「空気の含ませ方などが絶妙でフワフワと柔らかく、滑らかな舌触りに魅了され導入を決めた」というイタリアのカルピジャーニー製ソフトクリームメーカーを使って作る「スペシャルソフトクリーム」(カップ・コーン、450円)や「チョコナッツナッツモリモリサンデー」(550円)などのサンデーやパフェメニューを提供する同店。
店がある琴海周辺はフルーツや野菜の産地として知られるエリアであることから、これまで「ゆめのかいちご」「せとか」をはじめ、メロン、桃、トマト、シャインマスカット、巨峰、長浦スイカなど季節ごとに琴海の特産品とコラボした限定メニューを提供。地元和菓子店とコラボし、わらび餅を使ったパフェの提供をしたこともある。
1周年記念祭の限定商品として、「ゆめのかいちごのゴロゴロパフェ」(700円)を提供。冬~春限定で提供する「ゆめのかいちごのゆめゆめパフェ」の限定版で、イチゴを倍以上の10個使う。限定メニューには、炭酸が閉じ込めた氷菓「シュワポップ」にソフトクリームをのせた「なかよしシュワポップ」(500円)も用意。メロン・ソーダ・グレープ・レモンの4つのフレーバーをそろえる。購入1,000円ごとに引けるくじ引きも用意するほか、雑貨店やアクセサリーショップなどの販売会も行う。
「試行錯誤しながら琴海の特産品とコラボしたパフェなどとともにメニューを展開してきた」と振り返る佐々木さん。昨年5月・6月と12月には「おいしいソフトクリームと共に琴海のロケーションも楽しんでほしい」とインスタグラムを通じてフォトコンテストを開催するなど取り組んできた。「これからも『おいしいものを食べて笑顔になってほしい』という思いでチャレンジしていきたい」と意気込む。
1周年記念祭は5月1日~6日。営業時間は10時~18時(5月1日からは19時まで)。木曜定休(ゴールデンウイークは無休)。