
「まちぶらNEXT交流会」が7月4日、樂ギャラリー(長崎市浜町)で開催される。
長崎市のまちなか事業推進室が主催する同イベントは、市内各所でまちづくり活動に携わる地域関係者が認定事業者や市民活動団体などとつながることで新しい取り組みが生まれることを目指し、2023年10月に初開催。昨年度は長崎市内中心部を「館内・新地エリア」「浜町・銅座エリア」「中島川・寺町・丸山エリア」「東山手・南山手エリア」に分けて、昨年8月から今年2月にかけて交流会を行っていた。
今年は長崎居留地歴史まちづくり協議会を務める梅元建治さんが登壇し、「まちづくりのエリアマネジメント」をテーマに基調講演を行う。同団体は今年5月、国土交通省が優れたまちづくりの構想や計画を策定し実現を目指す団体を表彰する「まちづくりアワード」の構想・計画部門に同団体が自治会や民間事業者、学校などと連携して官民連携で策定した「歴史まちづくり計画(グランドデザイン)」が決まっていた。
「まちなかエリアを担う次世代クロストーク」では各エリアでまちづくりに取り組む若い世代の代表が登壇して意見交換などを行う。会場では活動展示を行い、交流できる時間も設ける。
長崎市のまちなか事業推進室の平山広孝さんは「まちづくり活動を通して地域間の連携や新たな取り組みにつなげてほしいと行ってきた。まちづくりアワードを受賞した居留地エリアの先進的な取り組みを共有することでまちづくりの参考にしてもらえれば」と参加を呼びかける。
開催時間は18時30分~20時30分(18時開場)。参加無料。要事前申し込み。長崎市のウェブサイトで受け付ける。