長崎・崇福寺で中国盆会 始まる-最終日は金山銀山燃やし供養

中国盆会が始まり赤いランタンがともされた崇福寺

中国盆会が始まり赤いランタンがともされた崇福寺

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 中国の伝統行事・中国盆会(ちゅうごくぼんえ)が9月12日、崇福寺(長崎市鍛冶屋町)で始まった。

冥宅が並ぶ崇福寺の境内

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 この行事は旧暦7月26日から3日間行われる中国人の盆祭り。崇福寺境内には赤いランタンがともされ、華僑の人たちがお参りをする。

 初日と2日目は僧侶によるお経が上げられ、祭壇に精進料理などがずらりと並ぶ。最終日は、邪気払いの爆竹を鳴らす中、財宝を意味する金銀の紙を貼り付けた高さ1メートルの円錐形の金山と銀山180個を燃やし、霊を送る。

 大雄宝殿の前には霊を慰める冥宅(めいたく)と呼ばれる娯楽室や沐浴室などのミニチュアの建物、霊が買い物したり遊んだりするためにパネルに描かれた36軒の店も用意し、霊を供養する。

 金山銀山を燃やすクライマックスは、14日22時ごろから。

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