長崎市北部のショッピングゾーン住吉で「2012住吉まつり」が10月13、14日、住吉中央公園(長崎市住吉町)をメーン会場に開催される。
西浦上中央連合自治会と住吉中園商店街振興組合の共催で、地元住民と商店街が手を組み、今回で10回目の開催。今年は住吉地区で飲食業を営む10店舗で構成する住吉飲食連合も参加する。
メーン会場の住吉中央公園、チトセピア玄関前では、ゲーム大会の開催や長崎大学チアリーディング「ベリーズ」や西浦上中学校「吹奏楽部」、住吉よさこい隊なども参加してイベントを盛り上げる。当日参加できる「グルメ早食い大会」(14日14時~15時予定)と多彩なプログラムも用意されている。
責任者の住吉中園商店街振興組合飲食部の峯幸里さん(蛸焼道場店主)は「飲食店の力を合わせスクラムを組み、食で町に活性化をというのが一番のねらい」と参加のきっかけを語る。
住吉飲食連合は住吉地区の飲食業の親睦団体「タベラス」と「やろう会」で構成され、昨年10月と今年7月に「住吉グルメフェスタ」と銘打ち、たこ焼きや焼き鳥、ラーメンなどの参加店自慢のメニューを持ち寄り、食のイベントを住吉で企画。豚肉、ごぼう、にんじん、もやしなどを甘く炒め煮した長崎の郷土料理「浦上そぼろ」を丼にした「浦上そぼろ丼」を販売し人気を集めた。「約500年前、ポルトガル人宣教師から長崎に伝わったと聞き、新たな郷土料理になるのでは」と取り組んで商品化したという浦上そぼろ丼は今回も販売を予定する(予定価格250円)。
時間は10時~21時。会場は住吉中央公園、チトセピア、ジョイフルサン住吉店。
詳しいイベントプログラムはホームページで確認できる。