長崎の雑貨と自然食品の店「ARTHUR(アーサー)」(長崎市興善町、TEL 095-827-5708)が昨年10月から募集していた、カステラをモチーフにした新しいニット雑貨の名前が「テーラちゃん」に決まった。
左手前からランチョンマット、コースター、小物入れ、弁当箱用のバンド、後ろは円形小物入れ、クリップ
店主の川谷麻子さんは長崎市内の土産品店で商品開発や販売に携わってきたが、フランス旅行がきっかけで、自然食品やフランスから買い付けた雑貨、地元のハンドメード作家が作るメードインナガサキの雑貨を販売する同店を2011年10月にオープンした。昨年10月、それまでは取りあえず「カステラちゃん」と呼んでいたという、長崎カステラをモチーフにしたニットで編んだオリジナル雑貨の名前の募集を始めた。
フェイスブックやツイッター、メールなどを通じて少しずつ応募案が集まり、直接来店して応募する人もいたという。「友人からも『考えてみた』と声を掛けられたりするなど、全国から集まった。驚いたのは海外在住の日本人の方からも応募があったこと」と振り返る。
応募作品には「パサパサくん」「カステらん子」「長崎テラ子」「ステラくん」「カスちゃん、テラちゃん」などがあったが、雑貨の作家と協議した結果、音の響きやなじみやすい感じなどから「テーラちゃん」に決定。1月4日のブログで発表した。「先日、カステラのブックカバーを置いたら、すぐに売れた。とてもかわいいからプレゼントにも人気があるので、これからが楽しみ。2月1日~14日は店内でバレンタイン企画があるので、作家さんも張り切っている」と川谷さん。
営業時間は10時~19時。火曜定休。詳しくは同店のブログで確認できる。