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長崎の暮らし伝える複合イベント「ナガサキリンネ」始まる

長崎県内外のつくり手の作品展示コーナー

長崎県内外のつくり手の作品展示コーナー

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 長崎で活躍するあらゆる分野の職人や伝統技術を通して長崎の暮らしを伝えるイベント「ナガサキリンネ」展が3月26日、長崎県美術館(長崎市出島町)県民ギャラリーで始まった。

長崎の暮らしを支える店の色とりどりの包装紙

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 「長崎でつくられる」もの全般にスポットを当て、長崎に住む人がつながり豊かな暮らしをつくっていくことを目的に地産地消を促す同イベントは、今年で2回目。昨年3月に初開催し、2日間で約1万5000人を動員した。

 今年は、陶磁器、木工、ガラス、布・織など長崎在住や長崎出身の作家の作品展示や伝統工芸「松原包丁」をはじめ、石こう型を使って陶磁器などを成型する「排泥鋳込み」や、長崎で長年営業している老舗店など26店で実際に使われている包装紙、九州商業デザインをけん引したデザイナー中山文考さんがデザインした長崎の観光ポスターなどを展示。長崎に日本初の民間活版所を創立した本木昌造のコーナーや、昨年11月に急逝した荒木英雄さんの「民藝コレクション特別展」など、見応えある内容となっている。

 会場では、普段の暮らしに欠かせない生活用品を知るコーナーも開設。今回は、コーヒーやせっけんの歴史や製造過程について、職人自らワークショップも交えて紹介する。期間中、テーマを変えて各種ワークショップを実施する。

 30日と31日は、長崎県美術館と国指定史跡「出島」でマーケットを開催。長崎在住や長崎出身者および長崎に心を寄せる県外の作家42人のクラフト作品を直接販売。長崎で「こだわり」の食を提供する26店が菓子、パン、ピザ、酒、コーヒー、ハム加工品、こんにゃく、レストラン特製弁当などを販売する。

 ディレクターの松井知子さんは「今年は長崎を思いものづくりに励んでいる作り手をもっと知ってもらえる『ナガサキリンネ』展やワークショップを企画した。ナガサキリンネは公的支援や協賛を頂だかず自立運営を目指している。それは、作り手(生産者)と使い手(消費者)が共に力を合わせて『自分たちの暮らしをつくるのは自分たちである』ことを実現するため。皆さんも長崎がより良い暮らしのまちになるよう当事者として遊びにきてほしい」と力を込める。

 「ナガサキリンネ」展の開催時間は10時~20時。入場料は200円。今月31日まで。クラフトマーケットとフードマーケットの開催時間は、30日=10時~17時、31日=10時~16時。
詳しくはホームページで確認できる。

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