長崎港近くのイベント施設「bs labo」(長崎市元船町)で11月22日、「ブライダルシークレットオークション」が開かれる。主催はbsコンシェルジュ(元船町)
同社はアミュプラザ長崎(尾上町)と夢彩都(元船町)にブライダル相談カウンターを設け、ブライダル情報誌「bsWEDDiNG」を発行している。
「bs labo」は今年4月に倉庫を改装してオープンしたブライダル関連の多目的施設。少人数での結婚式やパーティーなどに利用されている。「bs」はベスト・スタイルの意味。「labo」は研究室の意味があり、新しいブライダルのスタイルを模索するための施設だという。
「ここにビーエスラボができたのは、本当にラッキーだった」とブライダル事業部統括マネジャーの西田朱一さんは振り返る。「ブライダル事業を始めて17年ほどになる。その間に結婚のスタイルが大きく変化し、新しいイメージに合った施設ができないかと以前から狙っていた物件。しかし、なかなか空かないので諦めてほかの場所を契約することにしたが、なぜか契約手続きに時間がかかって全然前に進まない。そんな時に突然ここが空いたので、手続きを取り消して即日申し込んだ」と話す。場所は2つの相談カウンターの中間地点にあり、どちらからも徒歩で数分程度。
「ブライダルシークレットオークション」は来年2月、3月に招待客60人以上の結婚式を予定している人に「特別価格」で提供するというもの。オークションと名付けられているが、参加者が価格を競り合うものではなく、価格や参加する結婚式場などの詳細は当日の参加者のみに発表される。
会場では参加者に各結婚式場のスタッフからブライダルの特別プランの紹介が行われる。全てのプラン説明を受けた後で参加者が検討、相談する時間が設けられている。その後、各参加者は希望プランを一つ選んで投票。希望者が定員を超えるプランは抽選が行われる。当選者発表後、当選したカップルは特別価格で結婚式を挙げられる権利を取得する。当選した権利を行使して「成約」するかどうかは数日間の期限付きながら、式場のプランナーや家族と相談して決めることができる。
西田さんは「秘密なので内容を明かせないが、すぐに挙式したい事情がある方や予算を抑えたい方には朗報だと思う。参加者しか情報を知ることはできないが、絶対に損をさせない自信がある。応募者が多ければ全ての人が参加できるわけではないが、該当する方はぜひ応募してほしい」と呼び掛ける。
ホームページの応募フォームから応募できる。締め切りは11月15日。