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岩崎本舗、長崎ランタンフェスタ限定で長崎和牛「白バーガー」発売

「ぜひ食べてください」と呼び掛ける真玉橋極人(まだんばしきわと)店長

「ぜひ食べてください」と呼び掛ける真玉橋極人(まだんばしきわと)店長

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 長崎角煮まんじゅうを製造・販売する岩崎本舗(本社=長与町)は2月19日、長崎和牛を使った「白バーガー」を長崎ランタンフェスティバル(2月19日~3月5日)期間限定で発売した。西浜町店(銅座町、TEL 095-818-7075)のみで扱う。

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 長崎独特の伝統料理「卓袱(しっぽく)」は、そのフルコースの中に「東坡肉(とんぽうろう)」と呼ばれる豚の角煮がある。1965(昭和40)年創業の同社は、初代社長・岩崎博孝さんが「東坡肉を、もっと手軽においしく食べられるようにできないか」と試行錯誤の末に完成させた「長崎角煮まんじゅう」を提供する企業として知られる。化学調味料を使わず、時間をかけて「だし」のうま味をしみ込ませた角煮を柔らかい生地に挟む。

 数年前から角煮以外のものを使って何か新しい商品ができないかと研究を続けてきた同社は、メンチカツやコロッケなど、いろいろな食材を試しながら技術を蓄積。昨年2月ごろ、「ハンバーグが使えるのでは」と気付いたという。山本裕二部長は「いろいろ試してみたが、ハンバーグが嫌いだという人は少ない。長崎には2012年に内閣総理大臣賞を受賞した長崎和牛がある。せっかくなら最高においしい長崎和牛を使ったハンバーグで『白バーガー』を提供することにした」と振り返る。具材となるハンバーグには長崎和牛100%の肉を使う。

 新地・中華街に入る橋の手前に位置する西浜町店。沖縄出身の真玉橋極人(まだんばしきわと)店長は「初日の今日は昼から販売したが、かなり用意した商品が15時ごろにはほぼ売り切れた。うれしい悲鳴」と笑顔を見せる。材料確保に限りがあるため、毎日数量を限定して販売する。「白バーガーをほおばりながら、ランタンの街を楽しく歩いてもらえれば」とも。

 価格は500円。同店の営業時間は9時30分~21時。3月5日まで。

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