幼稚園の年中からともにダンスを習い始め、同じクラスだった2人。約3年前の小学4年生の時に「まなとあーたん」を結成し、2人で練習を続けてきた。愛実（まなみ）さん(写真右）は「2人で踊る最後のコンテスト。解散を決めた時は辛かったが最後まで諦めずに練習した。チーム最後の3分間に全ての思いを込めた結果、初めて受賞できた。先生に『良かったよ』と言ってもらえて涙が流れた。先生、お母さんたち、ありがとう」と話す。文菜（あやな）さんは「まなとあーたんから始まり、3年間組んだチーム。最初は2人とも下手で全然楽しめなかったが、最後は自分たちのダンスに笑顔が加わった。『受賞できなくても悔いを残さないように楽しもう』という気持ちで臨んだので、自然な笑顔が出せてダンスの楽しさを伝えられたと思う。お母さん先生から『良かったやん』と初めて褒められた。今までで一番うれしかった。支えてくれた皆さん、ありがとう」と振り返った。