長崎でダンスコンテスト ゲスト審査員にTENPURA KIDZのYU-KAさんも

コンテストの一コマ

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 とぎつカナリーホール(時津町野田郷)で5月5日、ダンスコンテスト「STYLE KING 2017」が開催された。

花束を受け取るKAZZさんとHARUKAさん

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 ダンススタジオ「SPACE☆UNION」代表のKAZZさんが、ダンサー仲間やほかのダンススタジオなどに呼び掛けて始めた同コンテスト。毎年5月5日に開催されており、今年10周年を迎えた。

 KAZZさんは「それぞれの発表会は数多くあるが、所属の垣根を越えて互いに切磋琢磨したり、交流したりできる場所が長崎にはない。ならば自分たちで作ろうと思った」と振り返る。長崎だけではなく、福岡や熊本、九州以外でも東京や大阪、京都などから出場者が集まる。出場者はキッズ部門と一般部門に分かれ、それぞれ審査を受ける。

 審査員は、きゃりーぱみゅぱみゅさんの初代キッズダンサー5人組によるダンスユニット「TENPURA KIDZ」のYU-KAさん、大手アパレルメーカーとのコラボ動画CMなどで話題になった高校生ダンスユニット「Dr.SWAG」、長崎を拠点にスクリーン印刷やTシャツプリント、ウェブデザインなどを手掛ける「アート・ワン」(長崎市花丘町)社長の一ノ瀬卓さんが務めた。

 キッズ部門の出場者は「りんれんろん」「TRIPLE MINT」「MMM」「Booyaaa!!!」「SUNFROWERS」「STAR☆KIDZ」「子JET’S」「abey」「KerAng Robek」「BopOnTheStar」「candy」「あっちょんぶりけ」「きしん&Mr.はるき」の合計13組。一般部門には「darkdown」「Reckless+SION+kylie」「Higher Killing」「DIVE」「Why not.」「RYO22」「CAROLINE」「NO fake」「ILL THE PASSION」「attrakt」「みやぞん」「Soldiers」「sloth」「PiNK」「awesome」「supermova」の16組が出場した。

 派手なオープニングアクトや、ゲストによるダンスパフォーマンスなども披露され、会場は大いに盛り上がった。

 審査の結果、キッズ部門のコーディネーター賞は「KerAng Robek(クラング ロベック)」、クリエイト賞は「MMM(サンエム)」、3位は「子JET’S」、2位は「きしん&Mr.はるき」が受賞。小学生女児5人によるダンスユニット「あっちょんぶりけ」が優勝した。

 一般部門は順に「NO fake」(コーディネーター賞)、「みやぞん」(クリエイト賞)、「Why not」(3位)、「supermova」(2位)が獲得。優勝に輝いたのは「Reckless+SION+kylie」だった。

 審査員を務めたYU-KAさんは「アーティストとしての目線で審査した。ダンスは衣装、曲、振り付け、舞台の全部がそろって出来上がる。その作品を観客にどう見せるか、(ダンサー自身の)内面にあるオンとオフにどう向き合っているかを重点的に見たが、いずれもレベルが高く素晴らしかった」と総評した。

 KAZZさんは「一般部門優勝者の言葉だが、合わせるだけが踊りじゃない。コンテストは勝敗だけではないし、1人でもエントリーできる。出たい人なら誰でも挑戦できるイベントにしていきたい」と締めくくった。

 サプライズでKAZZさんと妻のHARUKAさんに10周年を祝う花束が贈られ、KAZZさんは1歳を迎えたばかりの長男・宝礼(たから)ちゃんを抱いて花束を受け取った。終了後は出場者全員で記念撮影を行った。

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