長崎電気軌道本社（長崎市大橋町）に隣接する浦上車庫会場と長崎西洋館（川口町）会場で11月13日、「路面電車まつり」が開かれる。

　同イベントは今年で17回目。浦上車庫会場では「ミニ電車」の乗車体験、運転操作体験や、電車に絵を描く「お絵描き電車」（1枠＝100円）、遊覧電車、縁日コーナーなどを展開する。

　このほか、電車グッズ販売や電車部品入札、初企画の「車両工場見学ツアー」も行う。来場者の帰宅用に「赤迫」「正覚寺下」「蛍茶屋」の各方面に向け、電車1両をそれぞれ無料運行する（16時発、先着順）。

　会場では、新しいオリジナルグッズ4点の販売を行う。ラインアップは、記念誌「長崎電気軌道100年史」（6,000円）、開通100周年記念時計（限定25個、3,000円）、開通100周年記念手拭い（限定70枚、500円）、ミニハンカチ（全4種で各300円、各種4枚セットは1,000円）。記念誌のデータは、同社ホームページでも無料公開している（PDF形式）。

　浜口町電停に隣接する長崎西洋館会場1階では、「運転シミュレーター体験」「プラレール広場」のほか、初企画の「車内放送体験」を行う。2階では同社のマスコットキャラクター「ながにゃん」とのじゃんけん大会（12時30分～13時、15時～15時30分）、有料で「手作りキャンドル」「手作りリース」などの体験も展開する。3階「電車資料館」ではNゲージ・ジオラマの公開、中2階広場などで「輪投げ大会」「マジックショー」「コンサート」などを予定する。

　開催時間は、両会場＝10時～16時。当日会場の様子は、ユーストリームで生配信する予定。