牛タン専門店「食処 タンぽぽ」（長崎市浜町、TEL050-8892-7726）が7月29日にオープンした。

タンユッケ（角切り）

　店主の立石歩さんは理学療法士として働いていたが、29歳のタイミングで「やりたいことにチャレンジするなら今しかない」と、以前から挑戦したかった飲食店の立ち上げを決意。牛タンが好きという立石さんが取り寄せグルメで出合い、「衝撃を受けた」という低温調理の牛タンのおいしさを「多くの人に知ってほしい」と専門店オープンを決めた。

　「部位ごとにおいしい食べ方を提案したい」と、タン焼きに「ジューシーさがある」というタン元を、ローストビーフやユッケには「あっさりと食べられる」というタン中を使う。メニューは「ローストビーフ定食」（1,600円）や低温調理後に焼き上げた「タン焼き定食（薄切り・厚切り）」（1,650円）を中心に提供。「タンユッケ丼」（1,100円）、「お子様ランチ」（780円）のほか、単品で「ローストビーフ」（650円）や「タン焼き（薄切り・厚切り）」（680円）、「タンユッケ（角切り・細切り）」（750円）もそろえる。

　自身も2人の子どもを持つ立石さん。カウンターやテーブル席のほか、近隣に子連れで入りやすい店が少ないことから、店内にキッズスペースを備えた座敷席も備える。

　「週末には女性客や夫婦で、休日には子連れでの来店も多い」と話す立石さん。「低温調理で仕上げた牛タンは柔らかく、2歳の子どもも大好物。子連れでも気軽に食べに来てもらえれば」と来店を呼びかける。

　営業時間は11時～15時。火曜定休。