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長崎で古写真展「どこコレ?」 情報提供呼びかけ撮影場所・年代などを特定へ

来場を呼びかける浦さん

来場を呼びかける浦さん

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 写真展「どこコレ?」が3月8日、「ハマクロス411」(長崎市浜町)特設会場で始まる。主催はファイブタックプラス(万屋町)。

崇福寺付近と思われる写真(提供=須田くみさん)

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 2013(平成25)年にNPO法人「20世紀アーカイブ仙台」と「せんだいメディアテーク」(以上、宮城県仙台市)が仙台で初開催した同イベント。市民から提供を受けた古写真や8ミリフィルムなどの収集・保存する活動の一環で詳細が分からない古写真を展示し、来場者が撮影場所や年代などの情報を提供することで特定することを目指す。2017(平成29)年から、このイベント手法を提供することで全国各地に広がりを見せ、2023年までの10年間で280枚を超える写真の特定につながっている。

 20世紀アーカイブ仙台でコーディネーターを務める奥村志都佳さんは長崎出身。宮城で長崎原爆を、昨年3月に長崎市立図書館(興善町)で東日本大震災のパネル展を行うなど活動を続けていた。仙台で「どこコレ?」を企画した際、来場者から「この写真は長崎ではないか」という情報が寄せられていたことから、主催者を募っていた。

 イベントでは長崎市内で撮影されたと思われる古写真を中心に30~40枚を展示。8日13時からは、20世紀アーカイブ仙台の佐藤正実副理事と奥村さんによるトークセッションも行う。

 ファイブタックプラスでイベントの企画を担当する浦朱音さんは「知らない場所や発見が今の段階でもある。なぞなぞ感覚で楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。「人とのつながり、会話が生まれるイベント。今後もまちぐるみで開催していければ」とも。

 開催時間は10時~20時。3月16日まで。

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