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映画「ペコロスの母」長崎ロケを前にスタッフが現地視察

眼鏡橋の上で打ち合わせをするスタッフ(黒い帽子が浜田毅さん)

眼鏡橋の上で打ち合わせをするスタッフ(黒い帽子が浜田毅さん)

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 長崎在住の岡野雄一さんの漫画を原作とする映画「ペコロスの母に会いに行く」の撮影スタッフらが1月22日、来月上旬に長崎で行う予定の最終ロケの現地視察(ロケハン)のため来崎した。

資料を確認しながら中島川周辺を視察するスタッフら

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 東京から長崎入りしたスタッフらは15時ごろ、ランタンフェスティバルの準備が進む中央公園(長崎市賑町)で原作者の岡野さんと合流。中央公園周辺や眼鏡橋周辺など、撮影の資料を手にしながらカメラの位置や照明の段取りなど、歩きながら細かい打ち合わせを行った。

 眼鏡橋の上では、撮影を担当する浜田毅さんが台本を見ながら他のスタッフに「ここで雄一が、ここで雄一が」と何度も大声で話した後、近くにいた原作者の岡野さんに「呼び捨てにしてすみません」と謝り、周囲を笑わせる一幕も。浜田さんは1983(昭和58)年、今回と同じ森崎東監督の「生きているうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」で映画カメラマンとしてデビュー。「黒いドレスの女」「病院へ行こう」「岸和田少年愚連隊」「のど自慢」「椿三十郎」などの撮影を手掛け、2008年の「おくりびと」で第32回日本アカデミー賞撮影賞を受賞している。

 同行した長崎県フィルムコミッションの横山亜津子さんは「今回のロケでは大勢のエキストラが必要となる。フィルムコミッションのホームページからエキストラ登録できるので、可能な方はぜひ応募してほしい」と呼び掛ける。

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