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ユナイテッド・シネマ長崎が「ペコロスの母」凱旋上映延長-土日はほぼ満席

ランタン会場のシーンを撮影中の浜田撮影監督(白いスタッフジャンパー)

ランタン会場のシーンを撮影中の浜田撮影監督(白いスタッフジャンパー)

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 認知症の母とバツイチの息子とのやり取りをコミカルに描いた映画「ペコロスの母に会いに行く」を凱旋(がいせん)上映中の「ユナイテッド・シネマ長崎」(長崎市尾上町)が、当初予定していた2月21日の終映を3月まで延長した。

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 同館のアシスタントマネジャー・寺岡健太さんは「凱旋上映を始めた2月8日が土曜ということもあるが、翌日の日曜まで約200席あるスクリーンがほぼ満席だった。当初は2週間限定で上映を予定しており2週目からは一日1回上映にする予定だったが、客足が衰えないことや観客からの要望も考慮して2回上映を続けた」と話す。

 「何回も鑑賞する人や見た人から薦められて鑑賞したりする人が圧倒的に多く、客足がいまだ衰えないため延長を決めた。3月の終映日については今後の動向で判断する」とも。上映時刻は同館のホームページで確認できる。同作はシネマボックス太陽(佐世保市)でも今月27日まで凱旋上映中。

 すでに3回見たという長崎市在住の川崎啓一郎さんは「忘れてもいいから元気で、という内容が自分にとっては反則技。ストーリーは全部分かっているのに、なぜか毎回とても泣ける」と感想を話す。映画を製作した村岡克彦プロデューサーは「映画を作ろうという情熱だけを頼りに皆さんの力で作ってもらった映画。資金もない無謀な計画を多くの人たちに助けてもらった。立派な賞もたくさんいただいた。映画を見て笑ったり泣いたりしてもらうことしかお返しすることができないが、心の底から感謝している」と話す。

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