長崎総合科学大学で「ながさき次世代ロボット研究会」 

国内初の「燃料電池船」(同学ホームページより)

国内初の「燃料電池船」(同学ホームページより)

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 長崎総合科学大学(長崎市網場町)201講義室で9月17日、国立研究開発法人・産業技術総合研究所の岩田拡也主任研究員を招いて「ながさき次世代ロボット研究会」が開かれる。

 さまざまな分野で技術開発に取り組む同学では、工学部工学科船舶工学コースが開発に携わった国内初の「燃料電池船」が今月完成した。同船は環境省の「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」として浮体式洋上風力発電の余剰電力で製造した水素を活用するために開発されたもので、戸田建設を中心とした企業グループで事業が進められ、同コースは日本唯一の船舶工学の教育・研究機関として船体設計・製作・燃料電池などの機器実装のとりまとめを担当した。現在、五島市周辺の海域で実証実験が行われている。

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 「ながさき次世代ロボット研究会」は多分野の技術が集まるロボット開発を、産学官連携の「オール長崎」による知識や技術の結集として実現させることを目指して今年6月に発足。設立メンバーには同学や長崎大学(文教町)のほか、超小型電気自動車の開発に取り組む信栄工業(小ケ倉3)、公益財団法人「ながさき地域政策研究所」(元船町)の関係者が名を連ねる。

 当日は14時から木下健学長があいさつした後、岩田研究員が「空間移動ロボットの研究開発」と題して国の動きを踏まえた情勢などについて基調講演を行う(14時15分~15時15分)。続いて佐世保高専の長嶋豊特命教授が「長崎との地域連携を目指したロボット研究開発」と題する研究発表を(15時15分~16時5分)、最後に長崎大学大学院工学研究科の小林透教授が「シングルボードコンピュータが拓くネットワークロボットの世界」というテーマで高齢者の見守り活動や災害対策、障がい者福祉などへのロボット活用の可能性について研究発表を行う(16時5分~16時55分)。

 参加無料。申し込みは担当・石丸さん(095-838-3118)まで。

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