長崎・出島ワーフで大学生が「満月BAR」 産学官連携プロジェクトの一環で

スタッフの学生たち

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 長崎港沿いにある商業施設「出島ワーフ」(長崎市出島町)ウッドデッキで3月3日、大学生が中心となって飲食イベント「満月BAR」を開催する。

打ち合わせ中の学生スタッフ

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 主催する「縁JOYプロジェクト」は、長崎県、大学、地元企業の産学官連携で長崎の大学生をサポートする地域創生の取り組み。「学生が行動を起こす場を作る」「大学内外での同世代のつながり(縁)を作る」「長崎愛を知ってもらう」「社会人との交流を促す」ことを目指し、昨年10月に発足した。

 「満月BAR」は満月に一番近い土曜日の夜に、おいしい料理とアルコールを楽しむ場を提供することで参加者同士の交流を促す飲食イベント。2009年6月に神奈川県鎌倉市で開かれた「満月ワインバー」がきっかけとなり、各地の事情に合わせながら全国に広がっているという。

 リーダーを務める長崎大学環境科学部3年の伊藤大悟さん(愛知県出身)は「キャッチコピーは『満月の夜、大学生が出島ワーフをジャックする』という犯行予告。詳しくは、フェイスブックのイベントページで順次公開する」と話す。

 イベント当日は、出島ワーフの飲食店が長崎の地酒や食材を使ったオリジナルメニューを提供するほか、長崎で活躍する特殊奏法のギタリスト・前田大喜さんのライブ、長崎大学コーラスサークル「はもねぴあ」が歌声を披露するなど、さまざまな演出を用意する。

 開催時間は17時~21時。

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