長崎県庁1階大会議室で1月19日、シンポジウム「こうすれば地域再生できる2019」が開催される。主催は一般社団法人「ナガサキベイデザインセンター」。
急激な人口減少が進む長崎地域を再生し、持続可能な次世代継承を行うことをテーマに各界リーダーとの対話で問題を顕在化させ、解決策を探ることを目指し2部制で開く同シンポジウム。
1部では、書籍「こうすれば地域再生できる」(長崎新聞社刊)出版からの10年間を振り返り、「こうすれば地域再生できる長崎最終版2019」と題して、ながさき地域政策研究所理事長の菊森淳文さんが基調講演を行う。2部では、長崎大学前学長の片峰茂さん、九州教具社長の船橋修一さん、社会教育専門家の江頭明文さんら4人を招きパネルディスカッションを行う。
2部でコーディネーターを務めるナガサキベイデザインセンター代表理事の梅元建治さんは「当団体はデザインの力を生かして長崎の活性と発展に力を入れている。広義のデザイン思考で、シンポジウムではさまざまなジャンルのリーダーとで問題の本質を見いだし、待ったなしの長崎をどうやって地域再生させていくことができるか探りたい。長崎が好き、長崎を思う皆さんに多く参加いただき、それぞれの分野を超えてオール長崎による持続可能な地域をつくる環境ができれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は14時~16時30分。入場無料。