長崎帆船まつり2019の開幕を告げる入港パレードが4月18日、長崎港で行われ、湾の入り口にかかる女神大橋の下に春風とともに優雅な帆船が次々と姿を現した。
同イベントは2000年の日蘭交流400周年を記念して始まったもので、日本でも随一の帆船イベントとして各国の帆船が集結する。20回目を迎える今年は日本から「日本丸(海技教育機構)」「みらいへ(グローバル人材育成推進機構)」「観光丸(ハウステンボス)」のほか、ロシアの「ナジェジュダ(ロシア極東海洋大学)」「パラダ(ロシア極東漁業技術大学)」、韓国の「コリアナ(韓国国際海洋都市研究院)」の6隻が集まり、5日間にわたって開催される。
期間中は船内の一般公開やセイルドリル(操帆訓練)のほか、宿泊体験やセイルドリル体験、体験クルーズなども行われ、夜には帆船のライトアップやイルミネーションを楽しむことができる。
20日・21日の両日20時30分からは花火大会も行われ、各日1000発の花火が打ち上げられる。19 ~21日の夜には大学生らがお酒を屋外で楽しみ、大学生と地元の社会人との交流の場をつくるイベント「満月BAR」を開く。
スケジュールは「長崎帆船まつり」のホームページで確認できる。