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興善町にフランス菓子店 素材の味わい生かした菓子作りを

看板商品の焼き菓子を手に笑顔を見せるオーナーシェフの下野さん

看板商品の焼き菓子を手に笑顔を見せるオーナーシェフの下野さん

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 フランス菓子店「パティスリーオネット」が12月3日、長崎市興善町にオープンし、2日間限定で用意されたオープン記念ケーキセットを求める客で賑(にぎ)わった。

オープニングで賑わうパティスリーオネット

 オーナーシェフの下野浩太郎さんは長崎市の出身。17歳のとき知人からクリスマスケーキ作りを手伝う仕事を紹介されたことがきっかけでこの道に入った。33歳までに独立しようという目標を掲げ、長崎や大阪など4都市で修業を重ねてきたという。裏通りに店を構えたかったという下野さんは、3年ほど前からテナントを探していたところ、オフィス街の裏路地に位置するこの場所を見つけオープンにこぎ着けた。

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 「お客さまやお菓子に対して誠実に向き合いたい」との思いから、店名にはフランス語で「誠実・正直」を意味する「HONNETE(オネット)」と名付けたという下野さん。本場のフランス菓子は店ごとに素材から作り上げることに倣い、同店ではプラリネクリームやパイ生地など手作りにこだわる。アーモンドの女王と称され、香り高く甘みの強さが特徴で、焼き菓子に用いるとしっとりしたコクが出る「マルコナアーモンド」を焼き菓子の多くに使う。下野さんは「一般的なフランス菓子だけでなく、伝統的な地方菓子も用意し、焼き菓子のおいしさを味わってほしい」と笑顔を見せる。

 6日からは通常営業でケーキのほか、焼き菓子などの販売も行うという同店。フランスの菓子店ではパンの販売も行うことが一般的なことから、「将来的にパンも手掛けていきたい」と話す下野さん。フランスでは菓子店の作るパンとブーランジュリー(パン専門店)の作るパンではテイストが異なり、前者はバターの風味やサクサク感の味わえるリッチなテイストに仕上げられることから、「フランス菓子店ならではの味わいを多くの人に楽しんでもらえる店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は9時30分~19時。