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現川町・自然豊かな分校跡でマルシェ 親子で楽しめるイベントに

来場を呼び掛ける杉山さん

来場を呼び掛ける杉山さん

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 「現川分校marche(マルシェ)」が7月24日・25日、うつつ川 森のぶんこう(長崎市現川町)で開催される。主催は、長崎市内でフェルトクラフトを手掛ける作家の杉山舞さんとハンドメードショップ「AKIHA(アキハ)」(橋口町)の店主・島田真紀さん。

マルシェが開催される「うつつ川 森のぶんこう」

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 会場となる「うつつ川 森のぶんこう」は、2016(平成28)年3月に閉校した市立高城台小現川分校の廃校跡。閉校後は地域住民らでつくる運営委員が管理を行い、豊かな自然に囲まれたイベントスペースとして地域活性化を目指したイベントなどが開催されている。

 子どもを連れて廃校を訪れた杉山さんが運営員会のメンバーから「誰でも利用できるイベントスペース」 と聞いたことがきっかけで「マルシェというと大人が商品を見て楽しむイベントになりがちで、一緒に連れてきた子どもが飽きて『早く帰ろう』となってしまうことが多い。ここなら遊具などの遊び場もあり、親子それぞれ楽しめるイベントができるのではないか」とマルシェを企画。自身の手掛ける作品を販売してもらっている島田さんにも声を掛け、SNSで参加店舗を募るなど開催に向けた準備を始めた。

 イベントには長崎市内を中心に諫早や島原で活動するハンドメード作家ら約14店舗が出店予定。ハンドメード作品の販売やワークショップのほか、キッチンカーなど飲食を提供する店舗にも声をかけ、飲食の販売や子どもも楽しめる催しも準備した。

 杉山さんは「ヨーヨー釣りやスタンプラリーなども用意して縁日気分を楽しんでもらえるようにした。夏休み最初の週末なので自粛を頑張ってきた子どもたちにも楽しんでもらえるイベントにしたい」と意気込む。

 開催時間は10時~16時。駐車場無料。

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