長崎シークリーンが10月23日、長崎のもざき恐竜パーク(長崎市野母町)周辺の道路や海の清掃活動を行う。
長崎シークリーンは、地元の有志が行っていた道路のゴミ拾い活動をきっかけに「地域の人や未来を担う子どもたちにごみ問題への興味を持ってもらい、環境問題について考えてもらいたい」と長崎大学職員の出水享さんが立ち上げた団体。4月18日には高浜海水浴場(高浜町)で、7月22日には田の子海岸(野母町)で、それぞれ清掃活動を行った。
7月の清掃活動では、長崎のもざき恐竜パークに10月29日、長崎市恐竜博物館が開館することから、地元の子供会のメンバーだけでなく工事関係者や市役所職員らも参加しての開催となった。「ごみ問題を地域の問題として考えてもらえ、博物館関係者が積極的に参加してくれうれしかった」と話す出水さん。「博物館のオープンを前に周辺の清掃活動を行うことで来場者をもてなしたい」と、今回の開催を決めた。
現在、参加者を募っている。博物館の開館に先駆けて博物館がある長崎のもざき恐竜パークのこども広場が9月13日から開放されていることから、出水さんは「広場に遊びに来ている子どもたちにも清掃している様子を見てもらいたい」と話す。
清掃活動は10時30分~12時。参加無料。悪天候中止。集合場所は同博物館モニュメント前。マスクと軍手、飲料水は各自用意し、清掃中はマスク着用となる。申し込み・問い合わせは長崎シークリーン(TEL 070-6596-4691、出水さん)まで。