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長崎で女性限定ウオークラリー コロナ禍で昨年に引き続きネット開催へ

参加を呼び掛ける竹中さん(中央)とスタッフら

参加を呼び掛ける竹中さん(中央)とスタッフら

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 「長崎ウーマンズ・ウォークラリー」が11月3日、ネット上で開催される。

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 「長崎という自分の町を知ろう」をコンセプトに、「男子禁制」のまち歩きイベントとして1987(昭和62)年から毎年開催。35回目となる今回は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い昨年に引き続いてのネット開催となった。

 5年に1度ある「男子解禁」での開催の年だった今年。コピーライターで実行委員長の竹中晴美さんは「男子解禁の年には例年以上にたくさんの方に参加してもらっていたことから、絶対に第35回イベントを開催したいと準備を進めていた。不安定な状況が続く中でスタッフと話を進め、一つでも不安材料があるならば開催するべきではないと、今年開催予定だった男子解禁回は企画内容そのままに来年に延期することを決めた」と言う。

 昨年は「おうちでウォークラリー」と題して、自分が歩いているような視点やインタビュー形式、まち歩き番組のようなナレーションを入れた構成を織り交ぜながら展開。日本最古の黄檗宗(おうばくしゅう)寺院として知られる興福寺で普段は公開していない航海安全の神様「媽祖(まそ)様」を見学するなど、4カ所を巡った。再生回数は2週間で毎年の動員数を超える1000回を突破した。

 今年も「知っているようで知らない長崎のスポット」を巡る動画に加え、ウオークラリー同様チェックポイントを作りクイズにした謎解き動画を織り込む。動画を最後まで見ると正解が分かるように作られている。

 竹中さんは「今年は35年の集大成の年。毎年続けてきた『ありがとう』の気持ちを形にすることができた」と笑顔を見せ、「次の世代につなげられるイベントとなるようこれからも続けていきたい」と意気込みを見せる。

 開催時間は10時~。公式サイトで動画へのリンクを公開する。誰でも視聴可能。

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