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猫愛護団体が譲渡型保護猫シェルターに向けたクラファン達成 物件探しへ

長崎さくらねこの会がTNRM活動を行う地域猫

長崎さくらねこの会がTNRM活動を行う地域猫

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 長崎さくらねこの会(長崎市魚の町)が譲渡型保護猫シェルターの開設に向けて行っているクラウドファンディングが5月26日、目標額500万円を達成した。

長崎さくらねこの会がTNRM活動を行う地域猫

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 長崎県は2020年度の殺処分が犬と猫を合わせて1953匹と全国最多。このうち猫が1528匹と多くを占める。長崎市では全てが猫で、うち9割が子猫。同会代表の山野さんを中心に「行き場を失う猫たちのためにできることがあるはず」と4月下旬、クラウドファンディングを立ち上げていた。

 クラウドファンディングで募ったのは、老猫ホームとキャットホテルを併設する譲渡型保護猫シェルターを開設する資金。捕獲した野良猫をを不妊去勢後に元の場所に戻し、餌やりや糞尿の清掃を行いながら地域猫として管理する「TNRM」活動のほか、保護して去勢後に人に慣らした上で譲渡する「TNTA」活動を行ってきた同会によると、路上で倒れている傷病猫の相談や子猫の保護依頼が後を絶たない一方、同団体にはシェルターがなく、活動資金の多くを寄付で賄うことに限界を感じていたという。

 今後は、老猫ホームとキャットホテルで得た利益をシェルターの運営や不妊去勢手術や猫の医療費に充てることで持続可能な仕組みをつくるという。施設を野良猫の不妊化に特化したスペイクリニックとすることも視野に入れている。

 目標額の達成に「ただただ感謝しかない」と山野さん。猫の医療費充実に充てようと、ネクストゴールでさらに100万円を募る。「これまで助けてやれず悔しい思いをしてきた猫がたくさんいる。持続可能な仕組みの構築で、小さな命を少しでも多く助けていきたい」と意気込む。施設の開設に向けては、長崎市南部(中心部から深堀地区)で猫が暮らしやすい古民家のような物件を探すという。

 クラウドファンディングは6月5日23時まで。

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