JR長崎駅高架下にある長崎街道かもめ市場で10月20日から、「ゆうこう真鯛(まだい)の鯛(たい)めし弁当」が販売されている。
長崎・万屋町にある居酒屋「和食居酒屋 旬彩 ながや」が手がける同商品。素材に使う「戸石ゆうこう真鯛」は同市特産のかんきつ類「ゆうこう」を餌に混ぜて養殖したブランドマダイで、ゆうこうの抗酸化作用で魚独特の臭みを抑え、白身の甘さが際立つのが特徴。店主の永石一成さんが「戸石ゆうこう真鯛」の開発に顧問として携わっていたことから、これまでも同店で刺し身やたいしゃぶなどを提供していた。
長崎街道かもめ市場に、地元の豊かな食材を取り入れた駅弁などを販売する「いろり家」がオープンすることになったことから、「さまざまな形でゆうこうマダイのおいしさを味わってほしい」とたい飯弁当の発売を決めた。
弁当に使うたい飯はタイのあらとコンブのだしのみで炊き上げることでタイの味わいを楽しめるたい飯に仕上げている。「毎日完売するほど好評」という永石さん。「生産者と共に試行錯誤しながら一から作り上げたブランドマダイの本来のおいしさ味わってほしい」と笑顔を見せる。
価格は900円。販売時間は8時30分~20時(売り切れ次第終了)。